お寺の隅っこよりゲス双子がお送りします。

血縁関係じゃないのになぜか容姿も中身も似ている仲良し2人組がただただゲスいことを会話するっていう。

6月20日の雑談②『恋、始まりました。』

寺:とりあえず隅ちゃんと、その年下男子のこれまでのエピソード聞いていい?
どこから始まったかとか。

 

隅:とりあえず、僕は前のクソ彼氏と別れた(というか一方的に別れを告げられた3日後)から、怒りが収まらず、
その熱量のまま、マッチングアプリを開始。

 

正直、このときのわたしはいわゆるマリオのスター状態、十戒のモーゼ、格付けのガクト…………

そうだわたしだ道を開けろ状態なわけであり、もーーー怖いものなしなわけです。

失うものはなにもねえ。

 

元彼でなにを学んだかというと、
・連絡マメじゃねえやつはだめ
・結婚願望ねえやつはだめ
・相手を思いやれねえやつはだめ
・人にされてやなことを平気でするやつはだめ
・ずっと大切にしてくれる人じゃなきゃだめ
つまるところ、それなりに重たいアラサー女子が出来上がったわけです。

 

しかし先も述べました通り、チート状態なわけ。我、無双状態に候。そこのけそこのけの勢いで、結構ありのままに自分のプロフィールにも書いたのです。


アプリの利点は、まぁ遊び半分のやつもいるかもしれないが、真剣な人もいること。
そして真剣な人の中で、ある程度ふるいをかけられるところだとわたしは認識している。

ので、嘘偽りなく書き連ねた。

(写真はもちろん盛れているものにする。偽りなくとは。)

 

1週間くらい経って、まぁそれなりに連絡を取る人はできた。

だがしかし、
んーーー…なんか違うんだよなぁ…なんか…こう…いい人なんだけど、会いたいとならないんだよなぁ…。
そんな贅沢なことを思っていた。今思い返すと黙れアラサーと思う。黙らんけど。

 

そんな矢先、一個下の歳下男性からいいねが届く。

プロフィールをみると、被るところや恋人に求めるところが多い。
ご尊顔も、なんか、そう、犬のよう。(褒めてる)
なんの気無しにいいねを返して、その数分後、メッセージが届いた。

まず、数分後にメッセージがすぐ届くのがそこまで多くなかったわたしとしては、
おっ!イキのいいのがきたな!
と市場の手だれの買い付け人のような最低な感想を持ったのはここだけの話。
ゆるゆるとテンプレのお返事をする。

すると、結構しょっぱなからぐいぐいくる。
アラサー女子はそれなりに警戒しているので、いなしながらやりとりする。
しかしめげないわんこボーイ。メンタルつよ…。そう思ったら結構言いたい放題言えるようになった。

 

そんなこんなで毎日ゆるゆる連絡とってた人たちよりも遥かに濃い濃度のやりとりを数分でする。
LINEに移行するまで時間はほぼかからなかった。

LINEが始まってからも相変わらずのわんこボーイ。
距離感バグってんのか?
そう思いながらも、前彼のトラウマと怒りがあるわたしは、それなりに距離を詰められすぎないように気を張っていた。らしい。(わんこボーイ曰く、冷たいとのこと)

なんやかんやで電話をするまでになる。ちなみに拙者は電話大好き侍なので、嬉しかった。
声が低い…。眠たくなる声だなぁと思ったのが第一印象。

LINE通りの距離の詰め方だったが、話し方やトーンが落ち着いているので、そのギャップもなかなかだった。今思い返すと、だけども。

 

そんなこんなでとりあえずご飯行こうぜ!!!!ってなって、実際に初対面したのが、昨晩。

 

実際会ってみても、話し方や質問のぐいぐい感は相変わらずだった。
わたしの一番心配していた、実際のわたしを見て、話して、その上で幻滅されたらいやだなぁというのは、ひとまず解消されたわけです。

 

あっという間に時間が過ぎて、帰宅。


帰りの電車で、まつ毛が長いだとか、身長差が結構あるねとか、どこでも落ちてそうな他愛のない話をしていた。


電車の音がうるさくなって、どちらからともなく会話が止まったけど、その少し緊張感のある間合いも、嫌じゃなかった。

 

「おうちついたら連絡してね。」


そう言って手をちょんと出してきたので、反射でなぞのタッチをした。
なんぞこれ。可愛いかよ。


少し負けた気分になりつつ、マスクしててよかったなぁとぼんやり考えていた。

 

そんなわけで今日もわんこボーイは相変わらず、元気にLINEをくれているところです。 以上、近況報告でした。

 

寺:はい、ご馳走さま。

はい、羨ましい。

帰りの電車とかエモすぎるやろ…。

 

隅:電車のあの甘ったるさが消えてちょっとひんやりした空気はいいよな。

 

 

 

そんなこんなで、

隅ちゃんは新しい恋をスタートさせたようです。楽しそうでなにより。

次回はまた破廉恥極まりない記事を書きたいと思います。(白目)